紅茶でウールのストール染め方

紅茶でウールストールの染め NO1で紅茶の葉の煮だし液を作って、媒染のお話をしました。
https://youtu.be/hP-OWM_zoCA

では、ウールの紅茶染めスターとします。

媒染剤は、簡単に手に入って比較的安全なミョウバン(アルミ系)又は、鉄、または、灰汁(アク)のいずれかを使用します。

鉄は、古釘で作る鉄漿の作り方を只今製作中です。

以前の簡単な鉄媒染液の動画、錆びた鉄瓶を利用しました。
https://youtu.be/tENvgMvD9Ao

まず、
染める物の約6%くらいのミョウバンを鍋に入れて、少量のお湯で溶いて透明にしておきます。そこへ、水を入れます。
染めムラを防ぐために、なるべくたくさんの液で被染物を染めてください。
ミョウバンは、被染物の約6%くらい、
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この時、酒石英4%を入れると、発色が良くなり、染めムラも防げます。
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媒染は、90分くらいかけて、ゆっくり沸騰させるとこまでもっていきます。
その後、2,30分沸騰したまま煮ます。

媒染が終わったら、つけていた温度と同程度の湯で、よく洗ってください。
その後、
煮だした紅茶の液で、布を煮染します。
やはり、90分くらいかけてゆっくり行ってください。
終わったら、お湯で洗って、余分な液を取り除きます。
脱水後陰干しして、出来上がりです。

今回は、もう少し、暗くしたいということで、鉄媒染を重ねましたが、
ミョウバンで媒染したので、色味は、少し明るいです。

鉄媒染は、ウールの場合、紅茶の煮染め後に、行ってください。
この時、新しい液に鉄媒染剤を投入しても良いですし、
煮染した液に鉄媒染剤を入れても大丈夫です。
液を入れるときは、布を引き上げて行ってください。

染め終わったら、お湯で洗ってください。
ウールはフェルト化しやすいので気を付けて染めてください。