柿渋作り2回目です。
一回目は柿をつぶしました。
少し水を入れて、数日おいて、本日、その液を濾しました。
少し,膜が張ってしまいました。毎日混ぜればよかったと思います。
一番だけとっておしまいでよいのですが、渋は少なくなると思いもいますけど、
2番と3番液もとろうと思います。
バケツにザルを置いて布に濾して搾るとよいと思います。
この液を理想は一年以上置いたほうが良いと思います。
時々混ぜてやらないと、どろどろになるかもしれないので注意しましょう。
あまんどう柿(山梨の方言です)
私のばあちゃん師匠に尋ねたところ、今は珍しい木になったそうですが、小さい頃はたくさんあったようです。
甘いものの少ない当時は、とてもうれしい食べ物だったそうです。
霜げえったら(霜が降りたころ)あまんどうの実が黒くなるので、
それをもいで食べたそうです。
が、じつは、たぶん、昔々は、柿渋用にまたは、大きい実の柿用の接ぎ木として植えてたようです。
という柿渋作る小柿で、柿渋を作ります。
柿渋つぶして水につけて置くまでです。
これから数日おいて、搾って、汁を発酵させます。
期間は一年から数年長いほうがより良い柿渋ができるようです。
以下の本などから参考にさせていただきました。。。
ものと人間の文化史・柿渋(今井敬著)http://amzn.asia/d/fRsGw4V
柿渋は
弥生時代にも使用されていた可能性があります。平安時代の文献には出てきますので、使用されていました。
酒や、醤油の搾りかすを絞る袋に染める。
和紙に塗って、一環張り、つづらに、渋うちわに番傘や、紙子と呼ばれる着物に。
糸を丈夫にするため、
漁網や釣り糸に塗る。
衣服を染める。
建築資材を染める。
漆器塗りの下地に。
などなど、日本のさまざまな現場で昔から活躍していました。
それは、防水効果や、防カビ効果、防菌効果によるものです。
また布や紙や糸も丈夫になります。
あまんどう柿は山梨の方言で、一般には小柿といわれるもののようです。
ブドウのように小さい実です。
渋は、小さい実ほど多く含まれているようです。
また青い実のほうが多く含まれています。
渋が一番多いのは、二百十日(9/1)前後3日が一番多いようです、
渋つくりは8月下旬からお彼岸までが良いようです。
落ちた柿は、あまりよくないそうです。
柿をとって、臼と杵でつぶすようですが、
私は、木づちでつぶしました。
大工さんの柿渋の作り方に1週間水に置くというのがあったので、
そのくらい置こうと思います。
2番汁をとるというのもありました。
実験で、二番目のものも作ってみます。
二番搾り、三番まで搾ってみます。