江戸の物売り口上

北杜市カフェ 小さな日記にて

佐藤文幸さんの「遊び筆展」オープニングパーティーにて、

NO2

森成明さんによる江戸の物売り口上と南京玉簾です。

納豆売り、朝顔売り、冷や水売り、シジミ売り、飴売り、南京玉すだれ、

出で立ちも物売りっぽくて、

見てたら、江戸の庶民になった気分になりました。

https://youtu.be/QteuL36B0eY

七色唐辛子売り

北杜市長坂町のカフェ・小さな日記で
佐藤文幸さんの「遊び筆展」のオープニングパーティーで、

佐藤さんと森成明さんのパフォーマンスがありました。
まず、
佐藤さんの七色唐辛子売りから。

七味唐辛子は、京都のもので、

薬研堀の七色唐辛子との大きな違いは、

あんパンの上についている芥子の実(薬研堀)だそうです。

京都は芥子の実ではなく、青のりだそうです。

以下動画で佐藤さんの口上をお聞きください。

藍の乾燥葉の染め方です

藍の乾燥葉で木綿のTシャツ染めてみました。

乾燥葉をお持ちの方は、参考にしてください。

今回使用した分量です。
今回は、葉っぱを少なくしましたが、濃くしたい方は、
ケチらず、たくさん使ってください。

生の葉っぱでも同様にして染められますが、最初の煮出しは不要です。
生ですので、ハイドロとソーダ灰の量を多くしてください。

藍の乾燥葉         50g
ハイドロ(一回の煮出しで   10g(葉っぱの10%~20%
ソーダ灰(一回の煮出しで   10g(葉っぱの10%~20%
水1L強  (一回の煮出しで

一度葉っぱの不純物をとるために、90度くらいで10分くらい煮ます。
似た液は捨てます。
それから、
上記分量で三回くらい煮て、藍液を作り、混ぜて染めます。
液の中に入れて、5分くらいおいて、
よく広げて酸化させます。
この工程を3回くらい行います。

染めが終わりましたら、水1Lに酢酸5cc見当で作った液に、
10分くらいつけて、よく洗って完成です。
濃くしたいときは、再度葉っぱをあたらしくしてやってください。
それほど難しくないので、藍の葉っぱをお持ちの方は、挑戦してみてください。
ただし、ハイドロは新鮮なものを使用ください。
ハイドロや酢酸などは染料屋さんでお求めください。

ヒルに食われながら、キノコと五倍子(草木染め)とった

染め物に使う五倍子が白膠木の木になっていたので、とりに行きました。
でも一つしかとれなかった。
帰りがけ、
キノコを見に行ったら、
アミタケがすっごくたくさん生えてたのでとりました。
とってたら、
ヤマビルにとりつかれて、パニックになりました。
家に帰ってきて安心したら、
4匹も
ヤマビル連れて帰ってきてて、
おまけに、血を吸われてしまいました。
ドクダミの焼酎付け漬けたら、よく効いたみたい。

オープンアトリエ始まりました

9/15 16 17オープンアトリエ始まりました。

秋の八ヶ岳2018オープンアトリエ

あいにくの雨ですが、ぜひお立ち寄りください。

八ヶ岳スタイルでは、染め場と布ワークの場をオープンにしています。

ご希望者は、簡易機織り機のワークショップもします。

糸の整形からですので、たぶん一日かかります。

お値打ちの商品も多数ご用意しました。

糸や布の端切れなどもたくさんあります。

youtubeもご覧ください。

https://youtu.be/bdlmmdY0CfY

柿渋つくりました

柿渋作り2回目です。
一回目は柿をつぶしました。
少し水を入れて、数日おいて、本日、その液を濾しました。
少し,膜が張ってしまいました。毎日混ぜればよかったと思います。
一番だけとっておしまいでよいのですが、渋は少なくなると思いもいますけど、
2番と3番液もとろうと思います。
バケツにザルを置いて布に濾して搾るとよいと思います。
この液を理想は一年以上置いたほうが良いと思います。
時々混ぜてやらないと、どろどろになるかもしれないので注意しましょう。

あまんどう柿(山梨の方言です)
私のばあちゃん師匠に尋ねたところ、今は珍しい木になったそうですが、小さい頃はたくさんあったようです。
甘いものの少ない当時は、とてもうれしい食べ物だったそうです。
霜げえったら(霜が降りたころ)あまんどうの実が黒くなるので、
それをもいで食べたそうです。
が、じつは、たぶん、昔々は、柿渋用にまたは、大きい実の柿用の接ぎ木として植えてたようです。

という柿渋作る小柿で、柿渋を作ります。
柿渋つぶして水につけて置くまでです。
これから数日おいて、搾って、汁を発酵させます。
期間は一年から数年長いほうがより良い柿渋ができるようです。

以下の本などから参考にさせていただきました。。。

ものと人間の文化史・柿渋(今井敬著)http://amzn.asia/d/fRsGw4V

柿渋は
弥生時代にも使用されていた可能性があります。平安時代の文献には出てきますので、使用されていました。
酒や、醤油の搾りかすを絞る袋に染める。
和紙に塗って、一環張り、つづらに、渋うちわに番傘や、紙子と呼ばれる着物に。
糸を丈夫にするため、
漁網や釣り糸に塗る。

衣服を染める。

建築資材を染める。
漆器塗りの下地に。

などなど、日本のさまざまな現場で昔から活躍していました。
それは、防水効果や、防カビ効果、防菌効果によるものです。
また布や紙や糸も丈夫になります。

あまんどう柿は山梨の方言で、一般には小柿といわれるもののようです。
ブドウのように小さい実です。
渋は、小さい実ほど多く含まれているようです。
また青い実のほうが多く含まれています。

渋が一番多いのは、二百十日(9/1)前後3日が一番多いようです、
渋つくりは8月下旬からお彼岸までが良いようです。

落ちた柿は、あまりよくないそうです。
柿をとって、臼と杵でつぶすようですが、
私は、木づちでつぶしました。
大工さんの柿渋の作り方に1週間水に置くというのがあったので、
そのくらい置こうと思います。
2番汁をとるというのもありました。
実験で、二番目のものも作ってみます。
二番搾り、三番まで搾ってみます。