トラツグミに遊ばれた

お茶室

先日、知人が建てたお茶室でお茶することになって、
一時からで、
友達の家に12時40分に行きました。
友達の家の坂は右は斜面で左は崖です。
道幅は車一台通れるだけの広さです。
50メートルくらい先に、家が見えたところで、
トラツグミが道の真ん中にいました。

すぐ逃げると思ってら、逃げないんです。
少しだけ下ってみましたが、逃げません。

右も左もよけられないし、
後ろは上り坂、下りには、
トラツグミ、

困った。

トラツグミのすぐそばまで、車近づいたのに、逃げないんです!
こんなに逃げないのは、飛べないんじゃないか、ああじゃやらこうじゃら、
散々思案しました。

車から降りるにも、かなり急な坂で、
私の車マニュアルで、しかもサイドブレーキの効きが少し悪いんです。
フットブレーキ話すと、トラツグミ曳いてしまいそうです。

困った困った。

友達に電話しようと思ったら、携帯忘れてました。
家は見えるんで、
窓開けて叫んでみましたが、聞こえないようです。
こんだけ叫んでるのに、トラツグミは、
平静で、私の慌てようなんかちっとも気にしていない様子。
ていうか、私の存在自体を無視しまくってます。

窓開けたときに、
思いつきました。
そうだクラクション鳴らしてみよう。
と、大きく手を振り上げ振り下ろしたら、
トラのツグちゃんバサッと、
飛んでった。

なんだ、飛べるんか、飛べるんなら、早よ、飛んでいかんかい!
急いでるのに、人のこと弄んで!
というわけで、
約束時間を10分くらい過ぎてしまいました。
鵺って、恐ろし気な、どうやっても、生きていきそうな生き物って感じしませんか、
トラツグミが夜中に、キーンキーンって鳴く鳴き声の怪しさから
由来してるんですってね。

今回は初めて知りました。

私は、昼日中にヌエと約十分対峙してたんですよ!
なんだかすごい一日でした。
それから、
お茶して、

お茶室