八ヶ岳のひと4

カナディアンファーム・ハセヤン

八ヶ岳のひと4
今回は原村カナディアンファームのハセヤンにお話を聞きました。
ハセヤンには20年以上前にもお話を伺っているのですが、
又その話をバージョンアップさせます。
カナディアンファームは取材の宝庫でありまして、何度か動画を出させてもらってます。
一昨年だした下の動画は、私の技術不足で、ひどい手振れで、ハセヤンからだめだし食らってしまいました。
ならばハセヤン撮れば、ということになってこちらの動画は撮影ハセヤンでございます。
どうぞお楽しみください。
https://youtu.be/Ak3mi8pB5o4

今回は何とかダメだしされなかったので、ウリウリばあちゃんの撮影です。
ただ高い所はハセヤンが撮影しました。
高いとこ苦手な私は見てるだけで、ビビります。
下から眺めてると大して思わなかったけど、上でチェーンソー持って作業って、
想像しただけで、、、。

日々の着物を楽しむ

味噌づくりや箒掛けのような日々の暮らしを大切にしたい、そんな暮らしに沿って着る着物が好きです。
何気ない日常に何気なく着物を着られるようになれば、理想です。

臙脂の着物は、
足半刺し子生地を染めて、ミシンで適当に縫いました。
身八つ口をつけてみました。
これ付けたほうが着物ベルトで襟を抑えられるので、割かし襟が乱れません。
帯はタイのしぼり染めの布を使用しました。
もう一つアフリカの布、泥染めです。柄は赤い弁からと墨が使ってあるのでしょうか?
赤い部分が退色していたのでなぞって足してみました。
この布よく見ると墨部分が夜で弁柄部分が昼間を表しているようです。
絵をなぞる作業はとっても楽しかった。
こちらの帯はタイのろうけつ染めの布を使用しました。

みなさんも市販生地で着物を仕立てるのもよいかもです。

https://youtu.be/WIJxv6X9WZI

70代一人で楽しいひな祭り、母の巻きずしを思い出して作ってみた

幼い頃母が作ってくれた穴子の巻きずしが食べたいとずっと思っていました。
具がはみ出しそうなくらい入っていた太い巻きずしです。
94歳の母は遠くに住んでいるし、なかなか実現しそうもないので、思い切って作ってみることにしました。
とれたての穴子なんて、山では手に入れられません。

とりあえず、魚やさんに行ってみました。
穴子の開きがあったので、これで我慢しましょう。
すし酢はエソのすり身がハンガーグみたいな感じで魚屋の店頭に合ったのですが、
魚のすり身は売っていません。
代用として、鯛の刺身とも思ったのですが、
鯛のアラが安くてたくさん入っていたので、ケチな私はついそれを購入してしまった。
さあすり身作ろうと思ったら、
あらは骨の間に身がついているという現実を突きつけられてしまった。
身だけをとるのがとても大変でした。

恥ずかしながら70にして、初めての巻きずし作りです。
作った感想
具はこだわらず、身近に手に入る物をバンバン入れてぐるぐる巻いていけばいいのかも。

楽しかったのでまたぐるぐる巻きずし楽しみましょう♪

毎日をお気に入りのものに囲まれて、布を染めあるいは糸を染め、布を織る。
そういう布から衣服を作る。
自分好みの衣服を纏う。
それらの布の色が褪せてきたら、染め重ね、穴が空いたら繕う。

そうして、自分になじんできた洋服はなおさら心地よいものになる。
日々衣服を育てつつ纏う。
そういう時間を森と一緒に過ごしていきたい。

いくつになっても、正月は楽しい

今年もお正月準備の時期になりました。

幼い頃はお正月が来るのがとっても待ち遠しかった。
母が作るお節料理の手伝いして、
父が狭い家のあちこちに供え餅を飾るのをくっついて歩いた。
それから、玄関と勝手口にしめ縄を飾った。
車や自転車にも小さなしめ縄をつけた。
どこにもかしこにもお正月さんを迎える準備に抜かりはなかった。

年越しそばを食べて、この日だけは堂々とテレビを遅くまで観た、
枕元にまっさらな洋服と下着を置いてようやく眠りについた。
年が明けたら、去年までのいやな思い出はすべて捨てて、
まっさらな人間になって、まっさらなものに身を包み、
そして、朝から風呂に入って身を清め、お節を頂き、神社へ参る。

私が育った周防徳山の初もうでは、
近くで済ます時は遠石八幡へ、
ちょっと足を伸ばす時は防府天満宮へお参りした。
神社には参拝の人々がごった返し、参道の両脇には香具師が店を並べた。
隙間に傷痍軍人のおじさんたちが物乞いしていた。
華やかなお正月の中に、手や足のないおじさんたちが所々で暗い影を落とした。
人々は、暗い影を極力見ないように、お正月に浮かれた。

それから
お正月のご馳走をたくさん食べて、お年玉を貰った。
子供たちは凧揚げや羽子板遊びを楽しんだ。
獅子舞が家々にやってきて正月を盛り上げた。
私はもらったお年玉を握りしめて街へ走った。
街の角では、猿廻しに人垣ができていた。
私はちゃっかり一番前に陣取って猿の芸に拍手喝采楽しんだ。
それから、がまの油を売っているおじさんの売り口上に耳と目を傾けた。
刀で切った腕の傷の血ががまの油塗るとたちまち治ってしまう!
がまの油の威力にたまげた。でも欲しいとは思わず、お年玉は無駄にしなかった。
子供の頃のお正月は本当に楽しかった。
そして、私の70回目のお正月がくる。
今年も迎えることが出来る家族3人のお正月。
子供の頃と今の新年を迎える期待感は違うけど、
新たな年が始まると思うその時々の気持ちを楽しんで行こう。
いつまで、このまま3人で変わらず過ごせるかは分からないけど、
今を明日をちょっとだけ未来への気持ちを楽しんで行こう。

みなさま良いお正月をお過ごしください。
そして、2025年にたくさんの幸ありますように!
2025年もよろしくお願いします。