30回目の冬準備

秋も深まり、冬準備に追われています。
まず外に出しいていた植木鉢を取り込みます。
私はケチなので、
観葉植物になりつつほかの役目もできるものを選んで育てています。

ゆず、レモン、実も葉も役に立つビワ、ローリエ、それから知人にいただいた金の生る木。
どれも実もならないし、お金もならないのですが、
いつの日かの実成りを夢見て、
外に出したり中に入れたり頑張ってます。
ただ、時の経過とともになんだか重くなってきたような、
ひょっとしたら私の経年劣化で力がなくなってきたのかもしれません。

来年はどうあることやら。。。。
柿の切干、柿酢、白菜漬けなどなど、
それから、薪づくり、

冬に向かって頑張りましょう。

優しい動画を作りたい

私の染めは、本やビデオで修得したものです。
左利きなので、伝統的なところで習うのは、難しいかもしれない。
尚且つ、
物理的にも、金銭的にも、教えてもらえる環境にもなかった。

頭の中のイメージを形にしたくて、一人で試行錯誤してたどり着いた方法です。
洋服づくりも、麹、味噌、醤油、料理も漆喰塗りや金継ぎや色んなdiyも、
頭の中のイメージを現実にしたくて、ただただ頭の中を形にしたくて、
不器用でどんくさくさくて、細部の詰めが甘かったり、何度も失敗しながら、やっとなんとか自分仕様に使っている。

ただ、染め物などは生業にしているので、人様にもご使用いただけるように、心して、そして、心も込めて作っています。

そうして覚えていった染めを活かして、
小渕沢道の駅内の体験工房で、
染めもの講師をしていた。
ここでの20年間では皆様の要望を形にするために、たくさん試行錯誤しました。
おかげで私の染め技術を高めることができたと思う。
ありがたい経験をさせていただいた体験工房に心から感謝しています。

そこでは、
私の手染め、手作り品も販売した。

藍染、柿渋染草木染めなど手染めに興味のある方がたくさんいらっした。

もう10年以上前になるけど、
その中に、ムーミンのリトルミーに似ていたので、勝手にみーちゃんと呼んでいたお客さんがいた。
ミーちゃんはとってもおしゃれな人でだった。
私もミーに似てると言われるので、小柄な彼女に特別に親近感を持っていた。
目の見えないミーちゃんは、欲しい服のイメージを私に伝えます。
彼女の好みはシンプルかつ個性的なものかなあと勝手に思っていました。
でも、セレクトはそれなりに難しい。
これは下が濃い藍染で上に行くほど薄いグラデーションになっていて、裾に丸い絞りがたくさんある、可愛いよ。
それで、みーちゃん、絞りを感じるべく、手でブラウスを撫でるように触る。

似合うよ。

そう?

ほら、

私は彼女にそのブラウスを当てる。
いつも八ヶ岳へ来るときは、彼女についていてくれるサポーターがいる。
その人も、うん、すごい似合ってるよ。
みーちゃん嬉しそう、
これに似合うスカートもないかなあ?
ミーちゃんの要望に、在庫からに合いそうなものをピックアップする。
似合いそうだと思って出しても、下にレースなど余分なものがあると却下される。
ある時、お目当てのtシャツが彼女に大きすぎて、
でも、みーちゃんはそれをとっても欲しかった。
ピッタリ合うの体験して染めたら?
私の提案に、みーちゃんはひるんだ。
だって私、目が見えないのよ。
大丈夫、私が手伝うから。
私は、この体験工房で、お口は達者だけど、オムツしている幼い子、
ベッドみたいな大きな車椅子に乗っている人や、
車椅子には乗っていないけど、障害のある人、様々な人たちと藍染体験してきました。
要望を聞きながら、ほとんど私が染めることも多いけど、
少しでも自分が染めた作品と喜んでいただきたいと、参加してもらえるように、工夫をした。
そうして、みーちゃんの要望を聞いて、
私たちはみーちゃんにすごく似合う藍染Tシャツを染めることができました。
みーちゃんがとっても喜んでくれたので、私もとっても嬉しかった。
皆さんのイメージを完成させるお手伝いができるのは、本当に嬉しかった。
その後、体験工房やめてみーちゃんに会えなくなった。
私は、原村高原朝市に夏限定で出店している。
みーちゃんは朝市に来てくれるようになった。
コロナ明け、久しぶりにみーちゃんに会った私は、youtubeやってるから、聞いて。
見なくてもお喋りしてるから大丈夫と、サポーターの人にもカードを渡した。
みーちゃんはカードを握りしめて大きく頷いてくれた。
でも、
その後、私は流行りのお喋りしないで、字幕で見せるVlogを初めてしまった。
今年の朝市にみーちゃんは来なかった。
どうしたんだろう。
私の動画なんかきいてないかもしれないけど、
もしも楽しみにしてくれていたら、みーちゃんを裏切ってしまったかもしれない。
目の見えないみーちゃんのことを私は知っていて、聞いてねって言ったんだから、
私は彼女に優しい動画を作る必要があると思う。
全ての人に優しい動画を作ることは不可能かもしれないけど、みーちゃんには優しい動画を作ってあげなくては。
約束は守らなくては。
みーちゃんどうしてるかな?
来年の朝市で会えるかな?
見ても聞いても楽しめる動画、ちょっと欲張りだけど、目指していこう!
そして愛と平和をいっぱい詰め込んで。
ウリウリばあちゃんはただいま70歳!
今を大事に、明日を大事に、今日を精一杯生きます!

一人を楽しむ

このご時世、老人の一人暮らしなんか珍しくもありません。
統計によると60歳以上単身世帯6人に1人だそうです。
今後増加の一途でしょう。
そうは言っても、田舎在住故、一人暮らしの私はさみしい、年取って一人かわいそうなんぞと、
施しのまなざし、および、私は一人じゃなくてよかったという、より下の立場の人を見て自分の立場の優越感を持つ。
及び、
面倒な連れ合いがいなくて一人で好き勝手しているうらやましい、と思う人も一定数含まれているかもしれません。
とりあえず、
その人ごとの性格や希望で自分のライフスタイルを決めてやて行けば良いのだと思います。
とりあえず、この世に出してくれたご先祖様、両親に今ある自分のラッキーに感謝して、
生きていくことを楽しみたいと思います。
それから、老後2千万円問題もありましたが、お金はまあ必要ですが、
持ち家であれば、10万くらいあればなんとかなると思うのですが、

普通の人はそんなに貯金してないみたいだもの。
お金持ちが中にはいるってことで、ほとんどの人は100万から300万くらいしか持ってないように、
データー見ても感じます。
あんまりお金の心配し過ぎると病気になるかも、
今更ないものはない!できる倹約してたまにはぱっと行きましょう。
自分でお料理作ればあんまりお金かからないと思うんだけどなあ。

とりあえず、
どうぞ皆様も、
自分に合った好みのライフスタイルを実行するため、
思い描いた自分になるために、道を進んでいただきたい。

この世に生まれたことに感謝して、楽しい毎日を送ってください。

今苦しくても、這い上がる道をその方向を見つけて、
お日様やお月様を感じ、幸せを感じられる日が来ますように。

息子がいじめられていた時突した話

息子が小学生の時に、何か顔に押し当てられて数人の子供たちにいじめられていた、
と友達が教えてくれました。
いじめ、それは大変なことだ、中学生の男の子なんて、私には太刀打ちできなくなる。
小学生のうちにガツンとやってやろうと、
息子に問いただして、いじめていた子たちに説教した。
小学生とはいえ、高学年の男の子なんで、私も甘くみられるとまずいと、
気合が入り過ぎたかも、
3,4人の子たちそれぞれに当たて行ったんだけど、どの子も泣いてしまって、
後からなだめるのが大変だった。

そんなことがあって、その後、息子がいじめられたかどうかはわからないが、
とりあえず、大学からこの家を出て、つつがなくひとり暮らしているようだ。
憶測でしか言えないのは、詳しい話をする子ではないし、私も詳しく聞かないし、
話してくれれば聞きたいが、話さないので聞かない。

それから、私の小学生時代のことを思い出してみた。
よく教壇に立って、人形を紐で負ぶって、
一節太郎の浪曲子守唄を歌っていた子がいた。
多分当時はやっていたのだろう。
その子は、人形を使ってその唄を身振り手振りで歌っていた。
彼は歌うことに、その日一日かけていたのではないか
と思うくらいの力の入れようだった。
お母さんは、人形やおんぶ紐などを用意してくれた。
一家で歌うことにかけていたのかもしれない。

小学校は駅まで5分くらいの便利な場所にあった。
駅のすぐ後ろにフェリー乗り場がある。
そこから船に乗って通ってくる子がいた。
台風が来そうなときは、荷物をまとめて急いで島に帰った。
私は島の暮らしというものが想像できず、島から通ってくる子に、
想像を膨らませていた。
その黒髪島という島では、良質な御影石がとれた。
彼の父は石の採掘をしていた。

5年くらい前に私は用事があって徳山に行った。
早く用事が終わって、フェリー乗り場を駅から眺めていて、
思い立って、そのフェリー乗り場から船に乗った。
船の行き先は大津島。
戦争中、回天、人間魚雷の練習基地のあったところだ。
訓練基地だったとはいえ、その訓練中にも尊い命が海に散ったという。

大津島への船に乗ったら、途中、この黒髪島があった。
もう誰も住んでいないそうで、船は黒髪島には寄港しなかったが、
かつては、その島民のための足になっていたのだろう。
私の同級生も、大津島へ行く船に乗って学校に通っていたのだろう。
毎日、船に乗って学校へ来て又島に帰っていたのだ。
私は、チョットだけあの頃の彼を感じられた。いつか、黒髪島に行ってみたいなあ。
今は採掘の船以外島に行かないというが、
あの子はふるさと黒髪島に帰ることはあるのだろうか。

キノコごはん、お釜で

アカヤマドリというキノコをいただきました。
一説にはあのペペロンチーノと同じ仲間らしいので、
パスタにして、それからお釜ご飯も炊きました。
アワビみたいなコリコリした食感でとてもおいしかったよ。

先日山口からお土産で買ってきた「ふぐだし塩」で味付けてみたよ。
アマゾンに売ってた↓
https://amzn.to/4d6927f

羽釜ご飯でとれたてキノコ最高の贅沢でした。