干し柿ですが、切り干しにしました

干し柿作りたいのですが、山の中の我が家では、猿がとりに来るので、
在宅のみ干すこととなります。
去年も、
それまで、あまり見かけなかった猿ですが、
私が一時間ばかり留守にした隙に、しっかり、戻ったらやってきてました。
たくさんのサルの群れが来たらしいですが、
幸い、かびたものだけを外に出しておいたので、被害はなかったです。

それ以来、家にいても、目の届くところへ、
柿を移動させて、干しました。
11月前半ですので、まだ暖かいです。
夜は家の中に入れますが、
この段階で、カビになる可能性もあるので、
夜は、最初の2,3日は、冷蔵庫にラップなどせず、保管しました。
その後は、涼しい室内にて保管。

柿は、山梨で有名な百目柿、別名甲州百目柿というそうな、
山梨特産の柿でしょうか?
地元の人は、これで干し柿をたくさん作ります。
軒先にすだれのように並んだ干し柿は、とてもきれいです。
甘いものの貴重な頃には、かなりのごちそうだったと思います。

たくさんのおいしい食べ物が出回っている今の時代でも、
干し柿のおいしさは格別です。
でも、我が家は、猿が来るので、作れない。
で、つらつら考えて、切り干しの干し柿を作ることにしました。

これは、期間も早くできますし、
留守するときは、引っ込めたり、割と管理がしやすい。
なおかつ、干し柿のテイストが味わえる。

切り方としては、あまり小さく切ると、食べ応えがないです。
なので、今回4等分しましたが、大きな柿でしたが、かなり小さくなったので、
半分から3等分くらいのほうが良いかも。
小さいものなら、丸のまま干しても良いと思います。

あくまで、好みです。
小さく切るほど早くできます。

この方法で、だいたい、
天候が良ければ、7日から10日くらいしたら食べられると思います。
ただ、日中の干しが足りないまたは、天候不順だった場合は、もう少し期間を延ばしましょう。

柿全体が黒っぽくなるとよいです。
黒っぽいのは、糖分が出てきたということで、うまみが増します。
また、
よく干し柿に白い粉が吹いたようになっていますが、
これも、柿の糖分が出ているそうです。
この状態に近づけるには、
ある程度して、干し柿をもんで干し続けるとよいようですが、
まあ、管理は面倒かも、
私は食べられる時点で妥協します。
白い粉が吹くとより一層、うまみが増します。
頑張れる人は、頑張れ!