冬の朝はマッチと火吹き竹から

今朝はめちゃくちゃ寒かったです。
私のところはマイナス8度くらいでした。
標高は800mくらいですから、
1000m以上の清里や原村に比べれば、暖かいという感じですが、
まあ寒いです。
しかもうちは、吹き抜けの全部ワンルームみたいの家なので、二階は暖かくても、階下は寒い。
寒冷地でこじんまりあったかく暮らしたい人は、
吹き抜けはお勧めできません。

うちの暖房は、
以前はFF式のファンヒーター使用してましたが、風が好きになれなくて、
他もろもろありまして、

石油ストーブ3台と薪ストーブ一台です。
薪ストーブは家を建ててるうちに、設置することにしたので、
場所もいい加減で、ストーブ自体も暖房の能力が低いので、これだけでは暖房は無理です。
それでも、焚いていると、家全体が暖かくなります。

というわけで、
朝起きたら、ストーブを炊きます。
薪ストーブに火を入れるのは、前日の燠が残っていれば、楽ですが、途中で消えたり、
燠がすっかり燃えてしまっていたら、火付けの小枝や木の皮をもして、大きな薪に火をつけていきます。
この儀式が冬の朝の始まりです。
儀式に使うものは、マッチと火吹きだけです。

雪で覆われた森の景色が、
春の景色になる時を待ちわびて、
火吹き竹で、ストーブの中に火をおくります。

寒い朝、一日の始まりです。