今夜は中秋の名月、
森のススキとヨモギと姫クルミで、チマキを作ってみました。
蒸すのは、いつもの煉瓦かまどです。
昔から、ススキや茅でちまきを作っていたそうです。
森にたくさんススキの葉がなびいています。
ススキの葉は細いので、団子に巻き付けるのが難しかったですが、
そうだ、
編んでいくみたいにすればよいと思いつきました。
かわいらしいちまきがたくさん出来上がりました。
クルミは森の中で拾った姫ぐるみを使いました。
姫ぐるみは、
硬い石の上に尖ったほうを立てて、
思い切り金づちで叩くと、
きれいに真ん中で二つに割れて、
中の実も容易に取り出せます。
このクルミをお姫様と、
地元の人たちは呼びます。
ハート型のお姫様は、私の大好物です。
パンやみそや小魚の佃煮や団子や、たくさんのものがおいしくなります。
お姫様ありがとう。
そして、ヨモギもありがとう。
忘れてはいませんよ、
special thanksはススキですね。
ススキでくるんだ団子は、ほんのりとススキの香りがします。
森の収穫物が詰まったちまきです。
秋の一日、
団子を形作り、
ススキを巻きあげ、
虫の音を愛で、
かまどの炎を眺めながら、
団子が蒸すのを待ちます。
ゆっくり森の中で過ごす時間です。
とっても簡単で、すごくおいしいので、
皆さんも身近なものでぜひ作ってみてください。
米粉で餅粉でも混ぜてもよいですし、
セイロがなければ、電子レンジでも大丈夫です。
材料
もち米100g
砂糖 30g
塩少し
水 適宜
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