ある日の森の出来事です。
お日様色の木苺と名付けている実がなったので、採ってきて、
そば粉のクレープで食べました。
木苺とってたんですけど、とっても大きな茜がたくさんあって、少し興奮しています。
木苺は、少し青臭いというのか、
木の匂いまたは、
お日様のようなにおいがします。
この青くさい味が、
塩だけ入れたそば粉のクレープにとてもあいます。
森の生命力のようなものが、口の中一杯広がる感じです。
森の営みの中で、
育まれた
木の芽や、木の実や、根を、
おすそ分けしていただくと、
とっても、自分がこの中の一員だと感じられます。
お日様からの、
森からの
ありがたいおすそ分け、
本当に、
生きてることの実感、
ありがたさを感じます。
いっしょに、父親の形見の鉄瓶で、森から湧き出た水を沸かしていただきました。
森の水を手作りの鉄瓶で沸かした白湯は、お日様色の木苺と同じくらい、
とってもおいしかったよ。