桜染めしました。
お花の咲く前の桜の枝で染めると、桜色になります。
お花が咲いた後はどうかというと、
確か、ずうっと前に、染めたときは、ベージュっぽい色でした。
しかし、水や土地によっても、
草木染の色は、少しずつ違ってきます。
当地で同じ条件で染め比べていないので、
断言は、私にはできません。
ですが、お花の咲く前に桜を染めると、
確かにきれいなピンク色が染まります。
枝を煮出して、
煮だした液に染めるものを入れて、
煮だしていると、
ある瞬間に、
ふわっと、
液の中が赤みがさしてきます。
桜が突然咲いたような瞬間です。
この瞬間がとても好きです。
この瞬間のために、
私は桜染めをしてるといっても、
過言ではありません。
で、今年も、
染めました。
日本中の山には、
山桜が本当にたくさんあります。
今でこそ、ソメイヨシノが、大手を振っていますが、
昔々から、この列島、桜だらけです。
春になれば、日本中が桜で覆われます。
ずうっと、先祖伝来、桜を見てきた日本人の中には、
桜に反応するDNAが埋め込まれてしまっているのではないかとさえ思います。
春になれば、老若男女、桜に浮かれます。
山の桜はまだですが、早とちりの、私も、ちっと浮かれてみました。
森の中にある工房の周りにも、
当然、自生の桜だらけです。
大きな木は、桜とすぐわかるのですが、
枝が高いところにあるので、とるのが大変です。
小さい木もたくさんあるのでしょうが、
小さいうちは、見分けがつきません。
少ししか取れませんでした。
来年用に、
葉っぱが出たときに、桜と目星をつけておきましょう。
とってきた枝を煮出して、
その中に、
染めるものを入れて煮出します。
こちらは、一回目ですので、それほど赤みがありません。
染め液を変えて、二回煮出しました。
少しながいですが、染めの様子は、下です。
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では、皆さん、
今年も大いに桜に浮かれましょう。