船大工の祖父が愛した「釿(ちょうな)」を研ぎ、柳の丸太からまな板を削り出す

八ヶ岳の森で、65年前に亡くなった大工の祖父の道具「釿(ちょうな)」を使い、柳の丸太からまな板を削り出しました 。

4歳の頃、布団で休んでいた祖父が突然作業着に着替え、荷車を作っていた大工姿 。今、私はあの時の祖父よりもずっと年上になりましたが、同じ釿を手に取ると、不思議と懐かしい感覚に包まれます 。

「木の教え」という本で学んだ知恵を頼りに、楔(くさび)で割り、慣れない手つきで刃を研ぎ、ひたすら木と向き合う時間 。チェーンソーの充電器が見つからなかったり、こだわりすぎて辞め時を失ったり…相変わらずの「ADHDばあちゃん」ですが、それも私らしい手仕事の記録です 。 合間には沢庵の燻製を仕込んだり、柿渋や藍染の自作ウェアを楽しんだり 。森の中の等身大の暮らしを、どうぞ最後までお楽しみください。

私の冬の一日

山の冬は、静かに始まります。
朝いちばんの白湯、ほんのりあたたかいストーブ、
ゆっくり動き始めるお日さん。

キッチンのカーテンを少しずつ巻き上げながら、
外の光と冷たい空気を受け取る時間が好きです。

みそ汁の具を仕込み、パンを焼き、
柿渋布を陽の動きに合わせて移動させる。
手を動かしているだけで、心がすこし軽くなります。

冬は草刈りの代わりに、家のまわりの造成をしたり、
姫ぐるみを割ったり、薪を少しずつ割ったり。
どれも小さな仕事ですが、暮らしの力になる大切なことです。

71歳の私でも安全に使える薪割り機「キンドリングクラッカー」には、
13歳の少女の優しい思いが込められていると聞き、
使うたびに温かい気持ちになります。

夕方、石のこたつを布団に入れてあたためると、
冬の夜も安心して眠れます。
まん丸のお月さんに「おやすみ」と言って、
一日がゆっくりと終わりました。

山の暮らしには不便も多いけれど、
光や風や土に寄り添う時間は何よりのご褒美です。
今日も小さな喜びを見つけながら生きています。

箒と雑巾と、私のしあわせ

家の柱に静かに佇む箒を手に取ると、
シャカシャカと小さな音が生まれます。
その音に耳を澄ませると、床と私が
やさしく会話をしているように感じます。

雑巾一枚で床を拭くと、
畳の柔らかな息づかいや、
木の床の少し硬い感触が手に伝わってきます。

そんな瞬間に「ああ、私はこの家に生きてるんだ」と
しみじみ思うことがあります。

小さな傷も、積もる埃も、
私がここで暮らしてきた証。
70代の私にとって、
この“家とおしゃべりする時間”は
ささやかで、でもとても大切な幸せです。

この動画では、
そんな日々の中の小さな幸せと、
雑巾を縫うところから始まる
手仕事のぬくもりをお届けしています。

よかったら、ゆっくり覗いてみてくださいね。

顔も心も、上を向く

少し前まで、私の左まぶたは大きくたれていました。
肩こりもひどく、体はいつも冷たくて、体温は35度台。
「冷えは万病のもと」と言われますが、自分ではどうにもならないと思っていました。

そんなとき出会ったのが、リンパマッサージと美容鍼
週一で通ううちに、体の芯からぽかぽかしてきて、
気づけばまぶたのたるみも、肩こりも、そして冷え性までも改善していました。

努力すれば、体も肌もちゃんと応えてくれる。
奇跡ではなく、積み重ねの結果です。

この動画では、私が実際に行っている
リンパマッサージの方法や、美容鍼の体験をお話ししています。
どんな年齢でも、体はきちんと変わるということを、ぜひ感じてください。

🩷動画はこちらから
👉[YouTube:ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし]

静かな秋の朝。パンを焼きながら、季節を受け継ぐ暮らし|70代一人暮らし

「暑さ寒さも彼岸まで」──昔の人はそう言いました。
けれど、最近の季節は少し気まぐれ。
それでも私は森の中で、自分の暮らしを楽しみながら、
昔からの知恵や手仕事を少しずつ受け継いで生きています。

☀️森の家の朝

朝の光が差しこむベランダで、パンを焼きます。
湯気の立つ味噌汁と一緒にいただく朝ごはん。
お日様と共に始まる毎日が、何よりの幸せです。

「一日のはじまりは、丁寧な朝ごはんから」
そう思いながら、静かな時間を味わいます。

🌳森で見つけた、暮らしの材料

森を歩いていると、ふと良い枝を見つけました。
これをカーテンレールにしようと思います。

長年とっておいた麻布や柿渋染めの布も活かして、
家の中に少しずつ秋の色を加えていきます。
あり合わせの材料でも、工夫すれば暮らしは整う。
そんな手仕事の時間が、私のいちばんの楽しみです。

🪡小さな布に宿る、家族の記憶

もともと三人家族だった我が家。
だからランチョンマットも三枚しかありません。

けれど、家族が一人増えました。
年に一度だけにぎやかになる日。
残っていた麻布で、四人お揃いのランチョンマットを縫いました。

小さな布ですが、そこにはたくさんの思い出が縫い込まれています。

🍁季節を受け継ぐ暮らし

「暑さ寒さも彼岸まで」──
季節は巡り、暮らしも少しずつ変わっていく。

けれど変わらないのは、
今日も手を動かして、生きる喜びを感じられること。

そんな日々を、これからも静かに続けていきたいと思います。

🎥動画の見どころ

森の秋の始まりと、やさしいナレーションの世界観。

パンを焼く朝の光と、味噌汁の湯気。

柿渋染め・麻布・ランチョンマットなど、手仕事の温もり。

一人の時間と家族のつながりが交わるラストシーン。

🌿締めのことば

森の家の小さな手仕事が、季節を受け継ぐひとつの形になりました。
どうぞ、静かな秋の時間を一緒に味わってください。