家の柱に静かに佇む箒を手に取ると、
シャカシャカと小さな音が生まれます。
その音に耳を澄ませると、床と私が
やさしく会話をしているように感じます。
雑巾一枚で床を拭くと、
畳の柔らかな息づかいや、
木の床の少し硬い感触が手に伝わってきます。
そんな瞬間に「ああ、私はこの家に生きてるんだ」と
しみじみ思うことがあります。
小さな傷も、積もる埃も、
私がここで暮らしてきた証。
70代の私にとって、
この“家とおしゃべりする時間”は
ささやかで、でもとても大切な幸せです。
この動画では、
そんな日々の中の小さな幸せと、
雑巾を縫うところから始まる
手仕事のぬくもりをお届けしています。
よかったら、ゆっくり覗いてみてくださいね。