ビーツで染めました

花びら染めは、アントシアニンの色素を酸で抽出します。
今回ビーツの赤色はアントシアニンではないので、
酸によって、色が抽出されたわけではない可能性が強いです。
よって、花びら染めとは言わないかもしれませんが、
とりあえず、ビーツ色が出ました。

ブドウの皮など花びら染めのやり方。
こちらで詳しくやりましたので、ご覧ください。
https://youtu.be/COY7w-4hjxo

ます酢酸で色素を抽出しますが、
酢酸は、濃度によって、さま様な種類が市販されています。
薬局でよく販売されている氷酢酸は、
酢酸濃度が99%だそうです。
染料やに売っているのは、酢酸80、酢酸濃度80%,
他は、酢酸50、60この数字が酢酸濃度を表すようです。
目安として、酢酸80を使用した場合は、
水100に対して酢酸80を3の割合にします。
この割合から、お使いの酢酸の濃度で使用料を加減してください。
ちなみにお料理で使用する酢の酢酸の割合は、3~4%だそうです。
水と同量くらい使用ください。
クエン酸の場合は100mlで20g程度です。
酢酸で抽出できた液にシルクの布を入れて、よく混ぜて、
布が染めムラにならないようにしましょう。
布を染めたらよく洗います、
陰干しで乾かしてください。

以下Amazonのリンクです。

酢酸50   https://amzn.to/2Z4hHDU
氷酢酸    https://amzn.to/353rf5R
酢酸90 https://amzn.to/2DBCqYl

それから、普通の草木染めの方法も試してみました。
一つは先媒染にしました。
もう一つは中媒染にしようと思ったのですが、そのままになってしまいました。

草木染される方は、煮だし液で煮だして、
途中媒染その後、また煮だし液で煮るという普通の草木染のやり方で大丈夫です。

ミョウバンの場合はオレンジのような色でした。
鉄媒染はやっていませんが、もう少し黒っぽい色、茶色っぽくなると思います。

ビーツの色素、ベタレイン色素
(赤色はベタシアニンと橙黄色はベタキサンチン)
だそうです。
花びら染めは、アントシアニンという色素を酸で抽出します。

草木染の煮だしの時に、
布が赤くなっていました。
温度を加えていったら、徐々に色が変わったような感じです。
よって、
ひょっとすると、
酸を使用しなくても、赤い色素を抽出できる可能性があります。

こちらは、
また検証してみます。