わら納豆をつくる

自然農の稲刈りが終わって、藁ができたので、
藁納豆作りました。

私の納豆作り歴は、4年、5年になります。
最初の1年くらいは、市販納豆を入れて作ったり、
納豆菌を購入して作ったりしていました。

その後、普通の葉っぱに納豆菌が住んでいるということがわかって、
頬の葉、シソの葉、山椒の葉、など身近な葉っぱを使用して、納豆作りを楽しんでいました。

去年、自然農の藁が手に入ったので、藁苞で納豆作りをしてみました。
この藁苞から作るというのが、かなり大変な作業で、
じゃあ、いつもの葉っぱで納豆を作っているやり方を、
藁に変えればいいんじゃない?
と思いつきやってみたら、
粘るし、おいしいし、私の納豆作りの中では、最高の納豆ができました。
それ以来、藁にて納豆を作っていたのですが、
藁を使う、デメリットなど、以下記します。

一つだけです。
納豆菌はかなり高温に強いようです。
なので、高温で煮て、ほかの菌をやっつけたほうが良いです。
ただ、
高温に強い菌は、
納豆菌以外にも、
食中毒菌で、
セレウス菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌などが存在するそうです。
特に、主に穀物につくセレウス菌に気を付けなければならないようです。
以下サイトをご確認ください。

セレウス菌と納豆菌は親戚だそうです。

以前、大阪に日帰りで行った帰りの新幹線の中で、ひどい嘔吐を繰り返したことがあります。
その後も嘔吐は続きました。
今思えば、昼レストランで食べたオムライスのせいだったのではないかと思います。
セレウス菌だったのかもしれません、本当に大変でした。

藁納豆を作りにあたって、特に問題になるのが、穀物に存在するセレウス菌のようです。
予防としては、
藁を熱湯消毒するということしか思いつきません。
プロの藁納豆屋さんは、かなり長く熱湯消毒するようです。
やはり納豆菌も、かなり死滅するらしいですが、その後、生き残った納豆菌の培養を気長に待つようです。
  ↓

それでも藁づと納豆を売る理由
https://www.excite.co.jp/news/article/E1288008281579/
2ページ目です。
↑の納豆屋さん・常盤食品
http://www.tokiwa-syokuhin.co.jp/

基本は、加熱したものは、そのまま、常温で放置しないことのようです。
冷凍してもあまり期待できないですが、酢を加えるとかなり繁殖が防げるらしい。


※食品を科学する-リスクアナリシス(分析)連続講座
冷蔵庫に入れれば大丈夫?~食品の保存を理解する~

なおかつ、ナットウキナーゼは酢に強いらしいので、酢納豆は理にかなってるかも。
http://agora-web.jp/archives/2028409-2.html

で、私のやった藁納豆作りです。
材料
大豆   190g(320ml容器いっぱい)
大豆をよく洗って、一晩水につけておきます。

大豆を蒸すか、ゆでる。
圧力鍋の場合
蒸すは、おもりが揺れて3分弱火にします。
ゆでる場合は、
おもりが揺れて2分弱火にします。

約5分くらい熱湯で煮た藁を使用します。
理想は、熱湯で煮た後に、乾燥させておきます。

ゆであがった大豆に、
熱湯消毒した藁を入れて24時間保温して発酵させます。
その後、24時間冷蔵庫に入れてアンモニア臭を除去後、
一回分ずつ小分けにして冷蔵庫に入れます。

毎日食べて、藁一束で一人分の納豆ができます。

上記のようなリスクがありますので、自己責任で行ってください。
嫌な人は、市販納豆を友納豆にするか、

納豆菌を購入して行ってください。
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Siroca
こちら天然酵母もできるんだって、ほかお安いのもあるよ。
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こちら詳しい動画です

紅茶でウールのストール染め方

紅茶でウールストールの染め NO1で紅茶の葉の煮だし液を作って、媒染のお話をしました。
https://youtu.be/hP-OWM_zoCA

では、ウールの紅茶染めスターとします。

媒染剤は、簡単に手に入って比較的安全なミョウバン(アルミ系)又は、鉄、または、灰汁(アク)のいずれかを使用します。

鉄は、古釘で作る鉄漿の作り方を只今製作中です。

以前の簡単な鉄媒染液の動画、錆びた鉄瓶を利用しました。
https://youtu.be/tENvgMvD9Ao

まず、
染める物の約6%くらいのミョウバンを鍋に入れて、少量のお湯で溶いて透明にしておきます。そこへ、水を入れます。
染めムラを防ぐために、なるべくたくさんの液で被染物を染めてください。
ミョウバンは、被染物の約6%くらい、
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この時、酒石英4%を入れると、発色が良くなり、染めムラも防げます。
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媒染は、90分くらいかけて、ゆっくり沸騰させるとこまでもっていきます。
その後、2,30分沸騰したまま煮ます。

媒染が終わったら、つけていた温度と同程度の湯で、よく洗ってください。
その後、
煮だした紅茶の液で、布を煮染します。
やはり、90分くらいかけてゆっくり行ってください。
終わったら、お湯で洗って、余分な液を取り除きます。
脱水後陰干しして、出来上がりです。

今回は、もう少し、暗くしたいということで、鉄媒染を重ねましたが、
ミョウバンで媒染したので、色味は、少し明るいです。

鉄媒染は、ウールの場合、紅茶の煮染め後に、行ってください。
この時、新しい液に鉄媒染剤を投入しても良いですし、
煮染した液に鉄媒染剤を入れても大丈夫です。
液を入れるときは、布を引き上げて行ってください。

染め終わったら、お湯で洗ってください。
ウールはフェルト化しやすいので気を付けて染めてください。

紅茶でウールストール染めno1媒染について


媒染についてお話しします。

ウールのストールにしみがついたから、染め直してほしいという依頼がありました。
基本、私は、自発的仕事以外しませんので、お断りしようと思ったのですが、
動画にすることを思いつきました。
ではじめます。

希望は、藍色または、茶色系の色ということでした。
で、
いつでもだれでも、どこでも手に入るもの、
紅茶かコーヒー、
コーヒーは薄い色になるので、今回は、紅茶の葉で染めることにします。

ウールの草木染は、木綿、絹と染め方が少し違います。
草木染の場合、ほとんどのものは媒染を行います。
媒染は、金属分が多いです。
染め液に、金属分が反応して、色が変わります、なおかつ、色の定着も促します。

その媒染剤は使用に際して、
先に行う、染色途中で行う、最後に行うなどがあります。
それは、染める物の材質(例えば、動物繊維、植物繊維など)や染物の材料(たとえば、茜は先媒染)や媒染剤によっても違います(例えば、灰汁は後媒染)

一般に手に入りやすい、媒染剤を使用します。

ミョウバン媒染→
アルミ系です。ほとんどそのものの色になります。
薬局、食品売り場で手に入ります。

古くぎなど、錆びた金属を使用できます。
只今、鉄漿製作中少々お待ちください。

今回は、ウールを、紅茶でミョウバンで染めます。

紅茶は、アルミ系ではそのものの色になります。

時間が限られているので、
紅茶を煮だしておきます。

ハタケシメジの炊き込みご飯はおいしいよ

今年は、キノコのなりが悪いです、
近所で、少しだけ、ハタケシメジとってきたので、
ハタケシメジご飯を作りました。
ハタケシメジの食べ方は、さまざまありますが、
私は、炊き込みご飯にするのが、一番おいしいと思っています。
ご飯に、野生のキノコ特有の風味が出ます。

当地東日本ですし、キノコは放射性セシウムを取り込みやすいので、
特に野生のものは、注意が必要です。
塩を入れたお湯で、茹でこぼして、
すぐに使わなかったので、冷凍しておきました。
でもほんとうは、生のまま使用するほうが、キノコの味が出ます。

材料は
米   2合
人参  半分
油揚げ 一枚

あれば
  ↓
鶏肉
ごぼう
インゲンなど

味付けに
昆布  10cm
酒   大匙2
味醂  大匙1
塩   少々
使用の炊飯器に合わせた水


この動画は↓

干し柿ですが、切り干しにしました

干し柿作りたいのですが、山の中の我が家では、猿がとりに来るので、
在宅のみ干すこととなります。
去年も、
それまで、あまり見かけなかった猿ですが、
私が一時間ばかり留守にした隙に、しっかり、戻ったらやってきてました。
たくさんのサルの群れが来たらしいですが、
幸い、かびたものだけを外に出しておいたので、被害はなかったです。

それ以来、家にいても、目の届くところへ、
柿を移動させて、干しました。
11月前半ですので、まだ暖かいです。
夜は家の中に入れますが、
この段階で、カビになる可能性もあるので、
夜は、最初の2,3日は、冷蔵庫にラップなどせず、保管しました。
その後は、涼しい室内にて保管。

柿は、山梨で有名な百目柿、別名甲州百目柿というそうな、
山梨特産の柿でしょうか?
地元の人は、これで干し柿をたくさん作ります。
軒先にすだれのように並んだ干し柿は、とてもきれいです。
甘いものの貴重な頃には、かなりのごちそうだったと思います。

たくさんのおいしい食べ物が出回っている今の時代でも、
干し柿のおいしさは格別です。
でも、我が家は、猿が来るので、作れない。
で、つらつら考えて、切り干しの干し柿を作ることにしました。

これは、期間も早くできますし、
留守するときは、引っ込めたり、割と管理がしやすい。
なおかつ、干し柿のテイストが味わえる。

切り方としては、あまり小さく切ると、食べ応えがないです。
なので、今回4等分しましたが、大きな柿でしたが、かなり小さくなったので、
半分から3等分くらいのほうが良いかも。
小さいものなら、丸のまま干しても良いと思います。

あくまで、好みです。
小さく切るほど早くできます。

この方法で、だいたい、
天候が良ければ、7日から10日くらいしたら食べられると思います。
ただ、日中の干しが足りないまたは、天候不順だった場合は、もう少し期間を延ばしましょう。

柿全体が黒っぽくなるとよいです。
黒っぽいのは、糖分が出てきたということで、うまみが増します。
また、
よく干し柿に白い粉が吹いたようになっていますが、
これも、柿の糖分が出ているそうです。
この状態に近づけるには、
ある程度して、干し柿をもんで干し続けるとよいようですが、
まあ、管理は面倒かも、
私は食べられる時点で妥協します。
白い粉が吹くとより一層、うまみが増します。
頑張れる人は、頑張れ!

姫ぐるみとカヤの実、銀杏をとってきました

クルミとカヤの実と銀杏を拾ってきたので、
柔らかめの外皮をとって、乾燥させました。
カヤとクルミの外皮は、すぐに取れましたが、
クルミの外皮は、硬めなので、しばらくビニール袋に入れて腐らせてからとりました。
以前は、土に埋めておいて、腐って土に皮が持っていかれてから掘り起こしていたのですが、
このやり方ですと、何個か取り残しがあります。
そこから新たなクルミの木が育ってきたりするのですが、
取り残しが多いので、最近は、ビニール袋でやっています。
柔らかい殻の下には、硬めの皮でそれそれ覆われています。
銀杏とカヤの実は、殻がそれほど厚くないので、炒ったのちに軽く金づちなどで叩くとわれます。
姫ぐるみや、
カヤは、えぐみが多いようなので、灰汁に約1週間つけておいて、その後干しました。
姫ぐるみもオニグルミも皮はすごく固いので、実を炒る前に殻を割ります。
割るのは、金づちで頭のてっぺんを思いっきりたたくとよいです。
かなり固いです。

銀杏の実は、炒るとエメラルド色になってすごくきれいです。
実は弾力があります。
お塩を少しつけて食べるのがおすすめです。
山のクルミのせいか、採りたてのせいでしょうか?
普通のクルミよりおいしいよ鵜に私は感じます。

カヤの実は、
今回初めてアクにさらして、炒って食べてみました。
独独のすがすがしい味わいがあって、歯触りは、
硬めのビスケットみたいな感じです。
癖になるおいしさです。

山栗もおいしかったですが、
以上3つの実も、山の恵みというにピッタリのおいしさです。
お金では買えない、地元ならではの幸せを感じます。

本日も、お山に感謝いっぱいの日になりました。

稲刈り手伝いました

自然農の田んぼの藁がほしいので、稲刈りちっと手伝いました。
藁は納豆作るために必要です。

こちらの田んぼは、チベットの死者の書の翻訳などでおなじみのおおえまさのりさんのとこです。

耕さない、不耕起、
農薬や肥料もやらない、
手での田植え、手での稲刈りという、
手間暇かけてやる方法です。

冬も田んぼの水をぬかない、冬水田んぼです。
冬も水があるので、地中では、生き物たちが活発に活動し、
地中の栄養を蓄え、土も柔らかくしてくれるようです。

今回行った稲刈りの道具は、
のこぎり鎌という、
刃がのこぎり状になったものです。
固い稲も一般の鎌と違って、切れやすいようです。
私は、左利きなので、鎌は使えないと思っていましたが、
刃は逆になっていますが、
支障なく切れました。
左利き専用を使用すると、
もっと効率が良いのでしょうか。

刈った稲は、ひとつかみ分くらいを一束として、それを緩く交互に2束にして、
去年の藁を前日湿らせておいたもので、結びます。
それを、稲木にかけていきます。
約2週間くらい干しておくそうです。

これで、おいしいお米と、納豆用の藁ができます。
楽しみですね。

アケビの天ぷらと山栗ゆでた

アケビが道の駅に売っていたので、買ってみました。
実は食べたことありますが、皮が食べられるとは、恥ずかしながら、知りませんでした。
天ぷら、炒め物、茹でもの、焼き物など様々な食べ方があるようです。
中の実は、種の周りにゼリー状のものがくっついてる感じで、
食べるほどのものではないのかも。
種ばっかりで食べるのは、大変。
天ぷらにしてみましたが、
何度もさらしたので、ほとんどあくが抜けたので、
山菜らしい臭みがなくなってしまいました。
山菜は、この苦みみたいのが、おいしいので、
さらしすぎは、よくないかも。
おいしくもまずくもない、間抜けなてんぷらになってしまいました、。
使わなかったのは、干してみましたが、
茹でて干せばよかったかも、
切ったまま干したせいか、
さらしたのに、
ずいぶん茶色に変色してしまいました。
でも、
これはそのうち使ってみます。

山栗もあったので、採ってきました。
山栗は、小さい実の中に、味が凝縮しているような感じです、
少し甘みもありますし、
本当においしいです。
この栗を食べると、
里栗は、
水っぽいというのか、味が寝ぼけたように感じてしまいます。

栗は、動物たちも好きです。
バナナの皮やミカンの皮のように、頭を残して、3枚くらいにむく、やり方の動物と、


ほとんど真ん中から営利に割って、たぶんかじってるのでしょうけど、切り口はきれいです。
知れで、中もきれいに食べてます、
というのが例年ですが、
今回のとこは、半分に割った中の実が、残っているのが多かった。
なんで全部きれいに食べてないんでしょうか?
不思議です。

中身がまだ残ってます。

動画もご覧ください。

人参のピクルスを作りました

葉つきの細目人参が売っていたので、ピクルスと乾燥葉を作りました。
人参は、酢を入れたお湯で軽く煮ましたが、
根菜類は、昆布の入った茹で煮ると、農薬など、多少除去できるようです。
葉類も私は、酢で煮ていたのですが、それでよいようです。
「体と心から毒を消す技術」堀田忠弘著https://amzn.to/2IHE36b

人参の乾燥葉は、少し洋風の匂いがしますので、シチューやサラダなどに使うとよいと思います。
私は、おおよそ下記材料でやりましたが、
人参が液に全部つからない場合は、つかるように人参や液を調整してください。
人参が空気に触れていると、カビの原因になります。

材料は、
細目人参   11本くらい
酢      300ml
水      150ml
砂糖     120ml
塩      大匙1強
ローリエ   2,3枚
鷹の爪    2,3本
コショウ   少々