40年前、古民家に住んでいました

私はとても着物が好きでした。
そして、着物の仕事がしたいと思っていました。
偶然日活撮影所で働くことになりました。
それは、私が、着物が好きというので、衣装の仕事をすることになったのです。
でも、
同時の日活は、にっかつといって、ロマンポルノをメインにしていたわけで、着物の仕事とは少し、隔たりがあったかも、
それでも、私が着ものをやりたいということを知っていた、
衣装部の人たちは、私に着付けの特訓をしてくれました。
ロマンポルノの撮影現場にも、衣装として携わりました。
たくさんのワンダフルに恵まれて楽しい日々を過ごしました。
根岸吉太郎さんの監督作品の時には、衣装のつながりを間違えてしまいました。
車の中に乗っていた男の子たちが、降りたときは、違う服を着ていました。

監督には、怒られませんでしたが、しこたま、スクリプターの白鳥あかねさんには、怒られました。
今は亡き、秋山みよさんとか、スクリプターの人は、監督以上に怖い人たちが多かったです。
まさに、わたしにとっては、映画の現場は夢工場という言葉が、ピッタリの日々でした。
楽しい日々が続きました。
が、
楽しい日々を続けることは、生産性に欠けると悟り、
その後、
機織修行、
後、
本格的に、絣の着物を織り始めた私は、
一人、山梨の集落の中の古民家を借りて、機織三昧の日々を過ごしました。
そこでの5年間は、
古い家の波動と向き合い、そこにあった石仏と会話し、
研ぎ澄まされた時間と空間を過ごしました。

古い家が私に子供を授けました。
まさに、
そんな感じだと思います。
それから、
古い家で、私は子供との生活を楽しみました。

約40年前に古い家に一人住んだ私の体験です。

40年前に一人暮らししてた家です。
古い家には、住んでいた人たちの歴史がしっかり詰まってます。
その人たちに育てられた家は、歴史となって家も育ちます。
その家と同化して、私もその家の一員として、歴史に加わった。
家と暮らす、まさにそういうことかなと思いました。

私は、今、
私の作った家に住み、
子供も自立し、
私は、私の夢に向かっていきたいと思います。
たくさん夢があるんだよ。
全部はかなわないかもしれないけど、
一つでも、かなえば、うれしいよ。
みなさんも、

些細な夢でもいいじゃないですか、
かなえましょう。

欲張りな私は、
小さい夢も、大きい夢も、
たくさん夢持ってます。
人生忙しいよ!!!!!!

少し長い動画になってしまいました。
見ていただければ幸いです。