春を待ちわびつつ坐禅しました

山寺の高龍寺で、
坐禅をさせていただいています。
山の遅い冬の朝は、
満天の星と張りつめた空気が、重なって、どこまでも続いているようです。
くらい戸外へ出て、車にエンジンをかけて出発です。
寺に到着してもなお暗い。
冷たい空気と薬師如来さまに迎えられて、
小磬(しょうけい)の音を3つ聞いて、坐禅が始まります。
無心、
無心
無心
と頭の中で念じる修行の足らんヤツ

暗かった本堂の中に、
少しずつ
少しずつ
陽が増していく。

体の中にも
お日様の日が少しずつ満たされていく。

小磬の2つの音とともに、
満たされた陽があふれ出る。

今日の始まりです。

そんな感じで、私の朝の坐禅が終わります。
今日も一日良い日になりますように。