ヨウシュヤマゴボウの染め

ヨウシュヤマゴボウを染めました。
ミョウバン媒染と鉄媒染はウールの草木染と、
花びら染めのやりかたで、染めました。
草木染のやり方で染めは、堅牢度が良いと思いますが、
花びら染めのものは、あまり堅牢度が良くないかもしれません。

ヨウシュヤマゴボウの実は毒がああるようなので、
取り扱いには注意しましょう。

ミョウバンは媒染は、染める物の6%と酒席英4%で、
1,2時間かけて沸騰させて、
その後、少し火を弱めて、30分くらい煮ます。
終わったら、よく洗って、余分なミョウバンを落とします。

ウールのミョウバン媒染は先媒染となります。
ウールの鉄媒染は、後媒染ですが、ヨウシュヤマゴボウの実の場合、
赤系を出したい場合は、後媒染だとだめのようです。

実の汁に酢酸を加えて取り出す花びら染めのやり方だと、
うまくいったようです。

実が足りなかったので、残りのウールは、
軸や茎で草木染のように煮だしてやりました。
これはうまく染まったようです。
この染は、草木染なので、堅牢度もそれなりにあると思います。