発芽玄米を作りました

玄米には、発芽毒アブシジン酸があるので、無毒化するためには、
玄米を炒るか、発芽状態にさせます。
炒った玄米は、私には、あまりおいしくないので、発芽させて炊きます。
発芽方法は、水温積算で100度になると、発芽モードになるようです。
例えば、水温25度ですと4時かでなります。
普通の水温では、一日くらい置くと発芽モードになると思います。
米の胚芽部分から一ミリ程度の角のようなものが、米数粒のうち一個くらい出れば大丈夫です。
玄米をざるに入れて、研いだり発芽させたりすると効率が良いです。研ぐとき、泡だて器を使うともっと効率が良いです。


発芽させるときは、軽くふたをするか布巾をかけておいたほうが良いようです。
また米には、微量のヒ素が含まれますので、よく洗って落としましょう。

今回、私は、いつもの炊飯器の玄米モードで炊きましたが、
発芽させたお米は、土鍋など、圧力鍋でなくても炊けます。
また、びっくり炊きといって、ご飯の水分がなくなるまで炊けたときに、
米と同じくらいの分量の水を入れて炊き上げる、
びっくり炊きという方法もあります。
玄米が発芽したのちには、それぞれの方法で炊いてみてください。

米のヒ素に関すること(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_as/index.html

食品中のヒ素に関するQ&A
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_as/qa.html

家庭でできるひじきの安全な調理方法
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/pdf/hijiki02.pdf

西尾道徳さんの食品中のヒ素に関するレポート
http://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=3752

下記の動画でやってみました。よろしければご覧ください。